入社初日のプログラムだってDX◆入社初日から在宅勤務でも会社や人を知る「オンラインオフィスツアー」開催レポート

昨年は1年で36名が、本年は9月までに28名が入社しているスパイダープラス。入社初日にはオリエンテーションに加えて、1人の人間同士としてお互いを知るための時間や、部門を知るための「オフィスツアー」というものが組み合わされています。それぞれの部長陣が何をしている部門で、どんな人が働いているのか、を具体的に話すことによってスパイダープラスがどんな会社なのかを中から知ることができるのです。

月の始めで忙しい部長陣たちも、せっかく生まれたご縁を大切にしたいからこそ、毎月のこの取り組みには力を入れています。

2021年9月には4名が新規に入社となりましたが、この月はいつもと違うことがありました。それは、初日から在宅勤務であるということです。スパイダープラスは昨年からも在宅と出社の組み合わせでしたが、2021年8月16日より情勢を鑑み、原則在宅勤務の方針となっています。従来ならば入社初日は新入社員同士のコミュニケーションも重要と考えて、初日のプログラムは対面で行なってきたのですが、今回はフルオンラインです。果たしてちゃんと開催できたのか、現地からお届けします。

※なお、ここから先で「スパイダープラス」とカタカナで書いてあるならば会社のこと、「SPIDERPLUS」と大文字綴りはアプリの方を指します。

オフィスツアーの実際

それぞれの部門ごとに部門長が、部門を紹介するプレゼンをし、QA、という内容で構成されます。通常は対面で行ないますが、この日は全員がZoomを介して見聞きし、話します。

ホスト側にとっていつもと違うのはZoomの画面で全員の表情の変化を見ることができたこと。また、対面で行なう時に比べて全員が家でリラックスした環境にいるからか、質問も出やすくなり、フラットに話すことが出来たようにも感じています。参加者からは画面をずっと見ているので目が疲れはするものの、「プレゼン内容がしっかりしていて理解しやすかった」という感想が複数挙がりました。

今回はエンジニアリング事業部のコマからスタート。実際の作業風景を収めた動画とともに、保温断熱工事がどんなものなのか、我々の生活との関わりや、現場があることで可能になるナマのフィードバックや、現場研修会などを通じてSPIDERPLUSを血の通ったプロダクトにしていくことができるのだ、というプレゼンがなされます。直後のQAでは現場があることの強みを感じることができたという感想が早速飛び出しました。

ついで、ICT事業部の開発グループ、社長伊藤との対話、管理本部、CB室、プロダクト戦略グループ、海外アライアンスチーム、社長室と続きます。

それぞれの部門の紹介は別の記事で後日行ないますが、どのコマも共通するのは自分の所属する部門でなくとも日常の業務でどう変わるのか、それぞれの部門が担う役割が、SPIDERPLUS、ひいてはスパイダープラスという会社が行なう事業の生む価値にどんな風に寄与するのか、ということです。

オフィスツアーから改めて考える、スパイダープラスの価値

スパイダープラスは丸10年を迎えるプロダクトを作っていて、上場もし、経団連にも入り、その事業は建設業を主な対象とし、最近では2次元図面を元に仕事をする他の業種に対しても水平展開を拡げています。外からみるとキチンとした組織に映るようです。実際、内部は変革の真っ只中にあるため、どの部門にいても毎日がカオスです（※めちゃくちゃな組織、という意味では決してありません）。

Vertical SaaSながらHorizontalにも使われる中で、単に働く時間を短くするだけではなく、そこで実現しているのは結局のところ新たな価値の創出、と言っても過言ではありません。

今日はオンライン、という形式ではありましたが、何のために、どんなことをしているのか、強みとは、存在意義とは、ということをそれぞれの部門長が自らの言葉で語り、参加者が感想を言うタイミングがかぶるほどにコミュニケーションを深めることも出来ました。終了直後に「物理出社が楽しみ」と全員が口にしたのは成功の証でしょう。

コロナ禍となって1年半ほどが経ち、オンラインでの取り組みにもそれぞれが経験値を増やしています。スパイダープラスでは部門にとらわれず、今後も技術を活用して前に進んでいきます。