【インターン対談】人生を自ら切り拓け!

スパイダープラスでは2024年度に、初めてのインターン受け入れを行いました。
代表の伊藤が情報経営イノベーション大学(以下、iU)の客員教授を務めていることがきっかけとなり、開発から営業、企画、そして人事に至るまで社内の役割をほぼ網羅するように部門から部門へと業務に取り組み、時には役員も唸ってしまうような提言も残してくれました。
スパイダープラス・クエストのようなインターン期間の終わりに、代表の伊藤との対談を企画いたしました。
ビジネスを志す者と、ビジネスの世界で生き抜いていこうとする者と、一体どんなケミストリーが生まれるのでしょう。
iUにたどり着いた理由/建設業に来た理由
ただ、いざ入ろうとしてみると、夢を叶えるには色々と難しいことがあると悟りました。
進路を考え直さないといけなくなった時に、現役でビジネスの世界で活躍している人が教員として多々名を連ねていることや、実践的なカリキュラムのある大学を知って、iUに行き着きました。
何かしらのイノベーションが生まれそうな雰囲気があるというか。そういう点でTさんはとてもよい選択をしたと思いますよ。
スパイダープラスで色んな部署を経験してみて、どんな感想を持ちましたか。
実は建設業とはアルバイトを通じて関わりがあって、コンクリートをはつる仕事をしています。
そのおかげもあって生活リズムは職人さんと同じように確立されているんです。
スパイダープラスで一番大変だったのは9:00-18:00の時間感覚に慣れることでした。
実際に迎え入れた部門の責任者からは「こっちが少し心配になるようなお題を与えたこともあったけど、すごくタフでした」という声があったんですよ。
ところで建設業のアルバイトはどんなきっかけで始めたのですか。
それで自然と建設の世界に入っていきました。
実はうちも祖父、父親も建設業の会社を経営していたんですよ。今の言葉ならば「ファウンダー」だね。
そういう背景もあって、なんとなく自分も将来は社長になるんだろうなぁ、と子供の頃から思っていたよ。
社長になるんなら一旦東京に出てみて色々経験してみようと思って、そういう気持ちでたまたま入ることになったのが建設業だったんですよ。
そこで2年ぐらいした頃に仕事で得たご縁がきっかけで独立を考えるようになりました。
職人の仕事を経験して24歳の時に独立した。家族や周りの影響って大きいですね。
Tさんは最初に考えたこととは違う世界にいるわけだけど、今いる学校やそれ以外の世界で刺激を得ていて、改めてよりよい選択をしたと思いますよ。
朝も早いですし、仕事で気をつけないといけないことも想像以上にたくさんありました。
ただ、職人さん同士は仲間意識が強いし、そのおかげで職場の人間関係が物凄くいいのでストレスは全くなかったです。
僕が職人だった頃に仲間だった人たちのことを考えてみると、一人も他の業界に移っていないんです。
スパイダープラスから眺める業界課題とその距離
開発から企画、営業、人事と複数の部門を経験したことで、同じ業界課題でも見え方や見るポイントが少しずつ違っていくことにも気がつきました。
口頭のコミュニケーションからコミュニケーションツールまで色々な形で情報を共有されますが、やっぱり直接お客様の声を聞くことができると、課題に対してもより共感しやすくなるのではないかと思ったのです。
我々のサービスは、情報を得てからそれを共有するスピードや、すぐに共有することでなるべくそのギャップを小さくしていくことを重要視しています。
情報共有をするためのサービスを作っている会社なので、自分たちこそがそういうところに敏感でなくてはいけないと思っているんですよ。
ところで、iUの学生の皆さんはテクノロジー活用にも積極的な印象を持っているんだけど、Tさんは最近どんなテクノロジーを活用していますか?
現実空間で例えば飲みに出かけた先で色々な人と出会って会話をするような感じで、VR空間の人に出会うことがとても楽しいです。
SPIDERPLUSを使ってる方と話したこともあるんですよ。
参加してみたいな。
実は英語の勉強を始めたんですよ。そういう空間でコミュニケーションを重ねてもっと磨いていけるといいだろうなぁ。
ビジネスの世界で人生を切り拓け
Tさんはこれからどういう人生設計を考えていますか。
ただし、何かしらのビジネスをやってみたいという気があります。建設業界での経験を活かしてビジネスを興すのもいいなぁと思っているところなんです。
自分のことを考えてみても高校卒業して建設業界に入って、独立して、色々な人との繋がりが出来てそういうものに支えられたりヒントを得て創業した時には想像できなかった現在があります。
どんな世界でも目の前の課題ってきっと何かのチャンスで、そこを切り拓いていくことは人生そのものを切り拓くことでもあると思う。
だからこの先同じ世界にせよ、違うところで活躍するにせよ、お互いビジネスの世界で何かをしようとするもの同士、頑張っていきましょう!
ここでの経験を活かしながら、視野を広げてなにか見つけていきたいと思います。
今日はありがとうございました。
スパイダープラスでは人との繋がりや、そこで得た一人ひとりの個性を尊重しています。
創業からこれまで、一般的な求職応募にとどまらずに、一人ひとりの得意分野やキャラクターを尊重して仲間に加わってくれたメンバーも少なくありません。
社会課題の解決のためには、たった1つの専門分野によって、ではなく、時には感情的なものにまで至る広範かつきめ細かに視点を置き、集団として取り組むことが必要です。
そのために、コミュニケーションを常に大切にしています。
スパイダープラスには様々なオープンポジションがありますが、直結するかどうか分からないながらも関心を持ったならば、遠慮せずにお話してみませんか。
コミュニケーションの末に別の道を歩むことになったとしても、建設業が作った社会基盤の上に生活する者どうしであることは変わりません。
皆様からのコンタクトをお待ちしています。
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