2024.12.02

過去イチコミュニケーションのとりやすい開発組織で毎日がとても楽しい

皆様こんにちは。
今回はスパイダープラスのiOSチームで活躍中の舘さんのインタビューをお届けします。

2024年7月に入社した舘さんは、翌月には早速異なる開発言語を使ってきたエンジニアを対象にした社内キャッチアップ勉強会を開催しています。

仕事で遭遇するあらゆる出来事を楽しみながら行動する姿勢に対して、開発部門内でも定評のある舘さんに、エンジニアになったきっかけやスパイダープラスの組織について、お話を伺いました。

目次

気づけばエンジニアになっていた学生時代のこと

舘さんがエンジニアになったきっかけを教えてください

舘さん
舘さん
僕は元々数学が好きでした。ただ、数学で生きていくのはものすごく大変です。
プログラミングならば仕事はたくさんあるだろうと考えて情報系の大学に入りました。
いざ大学に入ってみると、周りは教室で学ぶだけではなく、業務委託やインターンをしながら前のめりに専門知識を活かしている人が多かったのです。
気づけば学部のある時期からプログラムでお金をもらうようになり、技術系の業務委託を経験したり、IT系企業のインターンなどにフルコミットするようになっていました。

周囲の影響も受けつつ、学んだことを即刻活かすようにして経験を積むことになったのですね

舘さん
舘さん
そうですね。実は最初、プログラミングは大学に入る前に想像していたほど面白くないと思ったこともありました。
普段仲良くしていた他の学生には大学入学前からプログラミングで活躍している人もいて、その人と仲良くしたいと思っているうちにのめりこむことになりました。
大学に割く時間がなくなるほどになっていて、ものすごく自然な流れでエンジニアになっていたのです。
その後、大学OBの方が共同創業者として関わっている会社と仕事をすることになり、なんとなく夢を見ていたことが現実の仕事になって、キャリアも具体化されていったように思います。

人とのつながりによって道が拓けていったのですね
iOSエンジニアになったきっかけをお聞かせください

舘さん
舘さん
iOSの開発は学部3年の頃からです。
Web系のインターンが落ち着いた頃に、ふと新しいことをやってみたくなりました。
友人がAndroidの開発をしていたこともあり、それなら自分はiOS、と選択したのがきっかけです。
スパイダープラスに入る前はノーコードでアプリ化する開発に携わり、iOSの基盤を作っていました。

エンジニアの目から見たSPIDERPLUSの特異性

舘さんがスパイダープラスを選んだ決定打はプロダクトだったそうですが、どのような点が魅力的に映ったのでしょうか

舘さん
舘さん
SPIDERPLUSのアプリはiOSで動き、クラウドサーバも組み合わせたものです。
それなのにネットワークがない環境でも使われています。
大半のアプリはネットワーク、通信環境の存在が必須です。
それがない環境でも操作を完結させられるものはそんなにないと思います。
この先様々な開発に携わることがあるとしても、通信のネットワーク環境が大前提で使われるものについてはいくらでも経験できると思います。
ネットワークがない環境で使うものの開発を経験することはものすごく少ないはずだ、と思ったことが決定打になりました。

建設現場は通信環境のないところもさほど珍しいわけではないですからね
実際にサービスを活用するお客様との関わりについてはどう感じていますか

舘さん
舘さん
スパイダープラスに入ってびっくりしたことの一つは、営業の皆さんがお客様の要望をお聞きして、どう実装するかという段階にまでまとめ上げて、エンジニアとコミュニケーションをとってくれることです。これは容易なことではないと思います。
もちろん、営業の皆さんは開発のプロではないですし、プログラミングに詳しいわけではありません。
顧客理解とプロダクト理解があるからこそお客様の要望を実装という形にするまでを明確に思い描くことができるのだと思います。
こういう社内のコミュニケーションがあるからこそ、お客様がスパイダープラスを頼ることができるのだろうと考えています。

過去イチコミュニケーションをとりやすい環境で実現させた、入社1ヶ月での社内勉強会

コミュニケーションという言葉が出ましたが、普段開発組織内でのコミュニケーションについて、どのような印象を持っていますか

舘さん
舘さん
スパイダープラスはこれまで働いてきた組織の中で、コミュニケーションのとりやすさという点が一番だと思っています。
それによって、様々な課題を自分自身の仕事にも投入しやすいと感じています。

前職までは直接知っている人とのつながりの中で働いてきましたが、スパイダープラスはこれまでとは違って、入社する前から関わりを持っていた人や、入社前に会ったことのある人ががほぼいない組織です。
普段仕事をする中では一度聞いたはずのことを何度も確認してしまうこともあるのですが、それでも快く対応してくれる人ばかりで、逆に良心が痛んでくるぐらいです(笑)。

何かを教えてもらう際はメモをとって忘れないようにもしているのですが、よく頼る先輩には1日1度はSlackのハドルミーティングをしています。
それと、隔週で上長と行う面談、1on1の際にはよく相談をしたり不安に感じることを打ち明けていますが、そのたびに「大丈夫だよ」と背中を押してもらえて、とても心強いです。

舘さんといえば、入社1ヶ月で社内勉強会を開催したそうですが、それも普段のコミュニケーションから生まれたのでしょうか

舘さん
舘さん
そうです。開発組織が再編されたことがきっかけで、それまで違うチームにいたエンジニアが合流することになりました。
再編に伴って、経験の少なかった言語を扱うことになったのですが1on1で勉強会の構想を話してみたら思いの外早く実現してしまいました。

勉強会ではプロダクト理解などを先輩社員たちに補ってもらったとのことですが、これは事前にお願いしていたのですか

舘さん
舘さん
そうですね。勉強会が決まった頃からもう一度勉強しつつ、チーム内のSlackで「足りないところがあったらお願いします」と普段から先輩たちに言っていたのです。
コミュニケーションのとりやすい環境だったのでお願いもしやすかったですし、快く受け入れてもらえたように思います。
入って1ヶ月ではありましたが、やって良かったと実感しています。

みんなと一緒なら遠くまでいける、スパイダープラスの組織観

スパイダープラスでは2024年秋に開発組織を再編しましたが、現在関わっているプロジェクトについて教えてください

舘さん
舘さん
2011年の9月にリリースされて以後開発が続いているプロダクトのシステム構成を再構築し、仕上検査(※竣工直前の引き渡し前に傷や汚れなどの不具合有無を建築業者を中心に確認する検査のこと)に特化した機能として適用させるプロジェクトにいます。
僕は抽象的なものを明確な形に具体化させて、プロダクトに適用することが好きです。
現在関わっているプロジェクトは毎日それを経験していて、入社史上最も楽しいです。
業務で足りない部分は自分で学習していこうという気分になっていて、仕事に時間を割くことにものすごく喜びを感じています。
アーキテクチャの概念と、お客様が実際に現場でプロダクトを使う現状と照らし合わせると、そこには様々な課題が生まれます。
そこからプログラミングを通じて形にしていくのは本当に楽しいです。

会社と自分の相性が良いのはどういう点だと思いますか

舘さん
舘さん
コーポレート・アイデンティティの「&Co.」(=共に)が合っていると思います。
一緒に作っていくことです。
これまで様々な働き方をしてきましたが、一人では早く作業を済ませることができますが、近くにしかいけません。
みんなと一緒だと遠くまでいけます。
そこにとても共感しています。

現在のプロジェクトでの「遠く」とは例えばどのようなことでしょう

舘さん
舘さん
お客様の要望を形にしていくことです。
開発の仕事のうち、「アーキテクチャ」は近いものだと思います。
お客様と最前線で接している営業の皆さんが要望を社内に持ってきて、それを形にするために具体的に話し合い、そこから仕事を通じて具現化することは遠くに行けることです。

ところでこの先、どのようなキャリアプランをお持ちですか

舘さん
舘さん
今の仕事がとても楽しいので突き進みたいです。
個人で黙々と作業をするよりも、チーム全体となってみんなで物事をよくしていこうというのが好きなので、組織の中でマネージャを目指すのもいいと思っています。
一方でテックリードも楽しそうです。

舘さんが仕事をものすごく楽しんでいることが始終伝わってきて、こちらもとても楽しい時間でした
最後にスパイダープラスにご関心をお持ちの方にメッセージをお願いします

舘さん
舘さん
興味を持ったなら来たほうがいいよ、と言いたいです。
コミュニケーションしやすく活発なところは、これまでに経験してきたところとひけをとらないどころか、とてもいいです。
それと、プロダクトもエンジニアの視点から見ると驚くことがたくさんあります。
スパイダープラスは顧客理解をものすごく大事にしていて、一人でコードを書くのよりもたくさんの経験をすることができますし、何事も経験してみることで価値を知ることができると思います!

ありがとうございました。

舘さんによる勉強会開催エピソードはこちらのSPIDERPLUS技術ブログの記事でご覧いただけます。

 

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