女性部長対談:メンバーの自己実現をサポートするためにもお互いを知ることは重要!

皆様こんにちは。

今回は2024年7月にスパイダープラスとして初めて、女性で部長に就任した2人の対談をお届けいたします。

スパイダープラスでは社員一人ひとりの人格を、職位を問わずに尊重し合い公平な組織運営に務めてまいりました。

私たちが向き合う建設業界では、業界全体として女性活躍割合を増やし、ダイバーシティ(多様性)施策に取り組んだ結果、現場で働く女性の活躍はもはや珍しいものではなくなっています。

こうした状況を目の前に改めて自社の足元を見てみると、部長職に就いているのは男性ばかりであることに気が付かされました。

本記事を通じて、多様なメンバーが集まる組織の中での公平性について今一度考えてまいりましょう。

三澤こず枝さん
三澤こず枝さん
営業企画部 部長
メーカーから広告、システム業界など、多岐にわたる業界でのサポート、アカウントプラン、企画などを経て2024年6月にスパイダープラスに入社。
翌7月より営業企画部長としてスパイダープラスのマーケティングから営業戦略づくりまでを広く管掌、全員が高い視座をもって売上UPに貢献する部門を目指して3つのチームを率いている。
武田尚子さん
武田尚子さん
管理本部 労務シニアマネージャー
人事労務での業務・マネジメント経験を活かして2024年7月にスパイダープラスに入社、管理本部労務シニアマネージャーに就任。社員一人ひとりへの待遇管理から組織全体の福利厚生づくりまでを管掌する。異なる人間の集団である会社の中で起きたことに対応するのではなく、ニーズを先取りして社員をサポートできる部門を目指して日々奮闘中。

キャリア形成上の共通点と異なる点

三澤さん
三澤さん
新卒でメーカーに入り、サポートの仕事をしたのが最初の経験です。その頃はもちろんですが、これまでにキャリア形成などを明確に考えてそれに沿って経験を積んできたのではありません。

 

例えばアカウントプランニングに携わるうちにデータについて関心が芽生えたり、データ解析に関わるうちに開発のことを理解したくなってSESの世界に飛び込むことになったりと、仕事そのものに導かれるようにしてキャリアが出来てきたように思います。

武田さん
武田さん
私自身もそうです。これまで人事労務の仕事を長く続けていますが、例えば◯歳までにマネジメントの経験をする、というようなことを考えて経験を積んできたのではありません。

 

元々人に関わったり、何かを育てることが好きで、仕事でも誰かをサポートすることにやりがいを感じます。
そうした中で気づけばマネジメントの立場が与えられて、キャリアが出来てきたというように思います。

互いを知り、尊重する。入社後に感じたスパイダープラスという会社

武田さん
武田さん
気配りに長けた、振る舞いや人柄のいい人が多い組織であることによい意味でのギャップを感じました。
三澤さん
三澤さん
ガムシャラに働く環境ではありますが、まず、お互いを尊重することが置き去りにされることのない会社ですね!
武田さん
武田さん
それからもう一つ印象深いのは、お互いを知るということをすごく大切にする組織で、対面でのコミュニケーション以外にも、それを支える仕組みやツールがあって使われていることです。
三澤さん
三澤さん
お互いのことを知ることは職種問わず、仕事のパフォーマンスを高くする上でも大切なことですね。

 

先ほど武田さんがおっしゃったように、相互尊重を大切にしていることも、入社後に印象深く映ったことです。
顧客目線という言葉がありますが、それは結局のところ普段の気配りなど、基本的なことの延長に育つものだと思います。

それぞれの自己認識、自己実現を仕事を通じて支援できるように

三澤さん
三澤さん
自分自身が色々経験してきて思うのは、同じ言葉でも男性と女性とでは、相手に与える印象が違うということです。

 

例えば男性が「それは違うんじゃないですか」と言うのに比べて、女性が言うほうが、同じ言葉ではあってもキツく聞こえることがあるのではないでしょうか。

 

そういう際は一旦相手のことを肯定することを挟んでから主張するようにしています。

武田さん
武田さん
スパイダープラスでは受け手の立場や目線で考えるというRoleplay(*相手の立場や視点に立った言動を心がけること)という概念を社員の行動指針の一つにしています。

 

三澤さんがお話してくれた「話し方に気をつける」ことは、ジェンダーの問題というよりは、ともに働く仲間に対する気配りをお互いにするということですよね。

三澤さん
三澤さん
そうですね。女性だから気を使うことを余儀なくされる、というのではなく、あくまで一緒に働く仲間に対して誰もが当たり前にする気配りの範疇です。

 

あと、自分自身がマネジメントする部門の社員たちが高いパフォーマンスを発揮するためには一人の人間としてそれぞれが自分の人生をどうしたいのかということも含めてその人をよりよく知ることが欠かせません。

武田さん
武田さん
先ほどの「お互いのことを知る」ことを大切にする風潮があることですね。
三澤さん
三澤さん
そういう時に、男性の上司が女性の部下に対しては聞きだすのが難しいこともあると思います。

 

例えば「今の彼氏と結婚しようと思っているのか」というような、プライバシーに踏み込むように映ってしまうようなことです。

 

個人的なことを興味本位に知りたいのではなく、一個人としての自己実現のために仕事でどんなことができるとその人の幸せに寄与できるか、上司としてどんな手助けができるかを明確にするため、なるべく個人的なことも知るようにしています。

 

こうしたパーソナルなことは女性が相手のほうが、男性の部下も話しやすいのではないでしょうか。

武田さん
武田さん
人事や労務という仕事は、社員個人のライフステージの変化にも密接に関わりを持ちながらサポートしていく性質があります。

 

ライフステージの変化は、出産など、男性と女性とでは当事者として経験する内容も大きく違うことがあり、会社と話すことの中でプライバシーの密度も違ってきます。

 

そうしたことも含めて、まずそれぞれが一人の人間としてどうありたいのかを自己認識できる環境であることは自分自身の役割をこなすためにも重要視しています。

 

社員にとって、こちらが話しやすいと映ることはとても大切ですし、そうした特性を活かして受け身一辺倒ではなしに先手を打ったサポートをするための役割をこれまでに自分自身が経験して感じたことも含めてチームに浸透させていきたいです。

三澤さん
三澤さん
女性の管理職はまだ少ないと言われてはいますが、組織のコンプライアンス意識が育ってきたことによって会社の中で見出していくことができるようになってきているのではないでしょうか。
武田さん
武田さん
三澤さんもそうですが、自分自身のことを振り返ってみると、女性だからといって不利に扱われることもなければ、特別優遇されることもなく、ものすごく公平に扱って評価してもらえたと思っています。

視座を高く、結果を出すチームに

三澤さん
三澤さん
営業企画部が目指すことは売上アップへの貢献です。

 

事業を通じて会社が提供する価値に対して本質的に活動していくためには一人ひとりが視座を高くして経営の目線を持つことが欠かせません。

全員の視座を上げて、結果を出すことのできるチームにしていきたいと思います。

武田さん
武田さん
労務も視座を高くすることが重要です。

 

社員一人ひとりの人生に直接沿うこともある部門として、より多くのニーズに気づいてそれぞれが働くことは、会社のミッションである「“働く”にもっと「楽しい」を創造する。」にも直結するはずです。

スパイダープラスでの仕事について、お話を聞いてみたい方は以下をクリック!
https://spiderplus.co.jp/contact/

 

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