今年も全社員が集結!社員総会を実施しました
スパイダープラス株式会社は、1月12日(金)に社員総会を実施いたしました。
いよいよ今年4月から建設業でも「働き方改革関連法」が適用されます。
当社にも大きな意味を持つ1年となることから、例年よりも気合を込めたキックオフとなりました。
本総会は例年通りオフライン会場とオンライン会場で同時開催し、250名を超える社員が参加しました。
今年はスパイダープラス東京本社が入る住友不動産虎ノ門タワー内ベルサール虎ノ門がオフライン会場となりました。
各地の営業所から社員が東京に集結することから、総会の日は朝から営業部が全員揃った状態で今年の目標や情報共有、営業スキルの向上を目指した会議を実施するなど全員が顔を合わせる機会だからこそできることを行いました。
バックオフィスのメンバーも普段はチャットでのやり取りがメインの地方営業所のメンバーと直接コミュニケーションが取れることで、より相互理解を深めることができました。
目次
Next Phase「変化を楽しもう」
2023年度の振り返りと、2024年度以降について全社共有
半期毎の社員総会では、自分たちが働いている会社や業界の「現状」と「未来」について理解を深めるために代表の伊藤をはじめ、取締役執行役員によるプレゼンが行なわれます。
この半年間で新たに多くのメンバーが加わり、多様な勤務地で様々な働き方をする社員が増えています。
個性豊かなメンバーにより活躍いただけるよう、改めてスパイダープラスが目指している世界や現在の立ち位置など認識のすり合わせを行いました。
建設業でも「働き方改革関連法」が適用される今年は、当社にとってもこれまで種を蒔いてきたことの結果が現れ、次のステップに移る大きな年となります。
総会冒頭ではCFOの藤原より、昨年7月に実施した半期総会の内容を改めて振り返りながら、今期の目指すべき姿についての共有がありました。
昨年の7月から今年の1月までに新たにスパイダープラスに入社したメンバーの紹介を行ったり、各月ごとのトピックを振り返ることで、改めてこの半期の成長をしっかりと認識する時間になりました。
振り返りの内容には四半期ごとの売上高や業績ハイライト、HumanCapitalハイライトも組み込まれ、社員一人ひとりが会社の成長度合いや現状を自分事として考える時間になりました。
Human Capitalハイライトは今回初めて公開され、部長・拠点長抜擢率や2023年の昇給率まで知ることで、自分の価値を築き上げていくにはどうしたら良いのか、年の初めに改めて考える良い機会になったかと思います。
特に2024年を“三点倒立”に例えながら、ポイントとなる三点とそのバランスを語りました。
社員を取り巻く環境やビジネスサイドに関する内容もありましたが、印象的だった1つをご紹介します。
スパイダープラスで働く全ての人々の人生や生き方の三点がしっかりと成り立つ世界を作っていきたいという想いが込められたこちら。
社員本人だけでなく、彼ら彼女らの家族やパートナー、友人に誇れる会社を作っていきたいという想いは「SpiderPlus&Co.」の“&Co.”にも通ずる部分があるのではないでしょうか。
プレゼンの最後に、2024年から2026年へ、次の2030年へ向けて、建設DXのマーケットリーダーとして、自分たちにしかできない価値を届けるための心構えや2024年を転換点として、マーケットが次なるフェーズに向かってどのように規模を拡大していくのか、「未来の建設現場を共に創る」ために求められる進化について話しました。
続いて、COOの鈴木より2024年度の組織体制と事業戦略について話しました。
当社は今年で創業27年を迎えますが、社内はまだまだ成長途中のため、お客様のニーズや事業の成長を鑑みて組織体制の見直しが都度行われています。
見直しの経緯や新たな組織体制と変更点、求められるミッションについて解説しました。
特にこれまでは“タテ”の組織である各事業と管理部門に「“ヨコ”串機能」としての部門を設置し、全社的に組織を強化します。
今年の事業戦略として、各グループの売上目標や2024年のテーマ、当社の海外進出の現状や春から新たにベトナムに設立する子会社について解説しました。
「とにかくやるべきことをやって、変化を楽しむ。自分のミッションをやり切ってください」と力強く語り締めました。
総会の最後はCEOの伊藤より、全社員へ向けたメッセージを送りました。
「2024年、2025年は我々にとって天王山になる。
2024年に建設DX業界のNo.1になるために、これまで作り上げてきた機能を一つ一つ丁寧にどうやって売っていくのか考えよう。
お客様それぞれに合うものを提案するために、困っていることを丁寧に吸い上げて、合いそうな機能をご提案することが、今年やっていくべきこと。
ある意味、法適用は我々の追い風になる。やるべきことをしっかりとやって、今自分たちにできることや目標から、もう一段上に行くためには何をやれば良いのかを各々考えて事に当たってほしい」。
S+アワード
アワードでは、年間MVP賞や年間最優秀部門賞を含む6つの部門で表彰を行いました。
各部門で最も成果を出したメンバーと部署を表彰し、トロフィーが贈られます。
受賞された皆さん、おめでとうございます!
各賞の受賞者コメントでは、どのような思いをもって日々の業務にあたっているのか、周囲のサポートへの感謝が多く、ビジネスパーソンとしても、一人の人間としても見習いたいことばかりでした。
また、表彰時には上長や伊藤からノミネート理由も発表され、日頃の仕事への姿勢や実は壁にぶつかって葛藤していることなど、言葉に出していない部分も見てくれているんだなと感じました。
最後に
総会の最後はオフライン会場で全員の集合写真を撮影しました。
創業当時は社員数10名以下だったスパイダープラスも、27年目を迎える今年は250人以上の大所帯になりました。
今年4月、建設業でも「働き方改革関連法」が適用されます。
そこに向け、スパイダープラスも社を挙げて進化中です。
事業や社員の成長と合わせ、半期ごとの総会のスケールも大きくなっています。
また半年後の総会で全社員が集合する際は、今以上の成長した姿で集まれるように日々の業務に変化を加えながら邁進してまいります。
【番外編】総会の陰の立役者たちに聞いてみた!
当社の総会の会場演出はもちろん、総会の配信も全て社員で企画し運営しています。
この大がかりな社員総会の開催に向けて奮闘した当社のHR企画・運用チームとDX推進チームの担当者に話を聞いてみました。
総会の企画運営から当日の進行まで!HR企画・運用チーム
2024年キックオフ総会でこだわった部分やテーマは
全社総会において2023年からこだわってきたことは「シンプルにメッセージを伝えること」です。
スパイダープラスは2021年の上場以降どんどん仲間が増え、現在は250人を超える組織となっています。
大きくなった組織全体で、全社一丸となりMission達成へ向け動き続けるためには「今どういう状態なのか、私たちは何を目指すのか」を明確にし、伝えつづけることが必要であると考えています。
そして、今年はついに2024年を迎え建設業での働き方改革関連法が適用開始されます。
建設業の「働くにもっと楽しいを創造する」ために私たちが2024年どのように進むべきか、改めて「事業が社会課題に直結するからこそ事業成長が急務である」ということを再認識できるように構成を考えました。
企画から当日までどのような準備を行うのですか
企画開始
企画は主にHR側での全体像作成と登壇者との認識合わせです。
全体ストーリー構想
大規模な総会は年に2回(1月、7月)ですが、基本的には日常との繋がりだと考えています。
日々事業を進めたり社員の方々とお話をする中で、「今何が会社にとって課題で、従業員が前向きに進むために何がメッセージとして必要か」を考えます。
加えて大規模な総会であれば節目のタイミングでもあります。
今回のキックオフで言えば2024年とはスパイダープラスにとってどういう1年なのか、を元にメッセージを考えていきます。
タイムテーブル作成
ストーリーができあがったら、次に全体のタイムテーブルを作成します。このタイムテーブルは登壇者や関連部門へ共有します。
登壇者との打ち合わせ
全体の構想ができあがったら、登壇者と「伝えたいこと」「伝えるべきこと」の認識合わせの段階に入ります。
このタイミングでコーポレートブランディングセクションのデザイナーにも入っていただき、資料をどういう形で見せればより伝わるか、というところまで話を進めています。
準備
準備は主に会場・備品等の手配と、関連部門や受賞者とのコミュニケーションです。
会場手配
今回は外部会場をお借りしたので、レイアウトやタイムテーブル・進行等の相談を会場とさせていただいています。
また事前の下見や配信テストなども行わせていただきました。
備品手配
表彰者へお贈りするトロフィーや必要資材の手配を行います。
運営で選別をした後、総務部にてより良いものが無いか提案などしていただきながら進めていきます。
総会開催のやりがいや大事にしていることは
全社員が集まってのイベントである為、その時間と費用に対する責任は大きなものであると認識しています。
その上で運営側として「全社員が前向きに走り続ける為の重要なメッセージを発信する場」という目的を達成するために、オンラインでの通信状況の確認や事前連絡の徹底など、「本筋でないことに気を取られてしまう状態」が無くなるように意識しています。
やりがいを感じる瞬間は社員の方との面談などで「あの時社長がおっしゃってた○○が印象に残っていて」などきちんと皆さんの心にメッセージが届いていることを実感したときです。
他部署との連携について
総会は一人の力では遂行できないイベントだと感じています。
例えば運営面で言えば、上記のオンライン通信についてはDX推進室やコーポレートブランディングセクションの担当者にご協力いただきましたし、それ以外の細かい備品の手配もお願いしている以上のことをきめ細かい気配りで総務の方が対応してくださっています。
当日の資料作成や総会内容のレポート作成においても、コーポレートブランディングセクションの方が企画内容まで理解したうえで共に作成していただいていますし、何より全社のメンバーの方が設営や片付けの場面で「自分これやりましょうか?」と自主的に声をかけてくださいます。
全社の協力があって成り立つイベントであると感じています。
今後、総会や社内イベントで大切にしていきたいことは
総会としては、これから事業も拡大していくと思いますので、全体に一律で伝えるべきことと部門毎により詳しくお伝えすべきことの比率が変化してくると考えており、各部毎の総会との接続が大切になってくると思います。
社内イベントについては、今でも社内懇親会の機会はありますが、会社の規模が拡大しているので、より会社の人を知る機会をつくっていきたいです。
HRとしての働き甲斐は
「人」の面から事業成長へ貢献できる点です。
スパイダープラスはSaaS事業ということもあり、保有するほとんどが無形資産となっております。
企業としてもまだまだ拡大期であり、多様な方に参画いただいておりますので、皆さんがより活躍できる機会や組織をつくり、事業が成長し、建設業ひいては社会へ貢献できることがHRの何よりのやりがいであり働き甲斐であると考えています。
機材セッティングから配信まで社内のありとあらゆるDXを担う!DX推進チーム
ハイブリッド開催に伴い工夫した点や難しかったところは
今回初めてベルサール虎ノ門を利用する事となり、現地の機材がWeb配信用では無いので苦労しました。
音響面と映像面での課題としては、
音響
現地での音量と配信へ流す音量の調整や、配信ソフト側で圧縮される音声の調整がシビアでした。
映像
間接照明ということもあり、会場が全体的に暗く、カメラの映像ノイズと照明の調整が難しく既存の機材では限界がありました。
全社員に“届ける”ことへのこだわりは
当社は在宅勤務の方もおり、現地の雰囲気は伝えられなくても、音声や映像を確実に残すことで、後からアーカイブで見返せるように構成しています。
総会当日までのスケジュールを教えてください
今回はオフィス外での開催だったため、リハーサルは機材リハが1回と、本番前の調整のみでした。
他部署との連携について
コーポレートデザイン室のHRセクションとコーポレートブランディングセクションが連携して企画を進行しています。
会場の調整や座席の配分等は、ほとんどHRに行っていただきました。
DX推進チームとしての働き甲斐は
ITの世界は常に新しい技術が生まれ、少し前までは大がかりな予算や設備が必要だった事がPC1台でできてしまったりします。
今回のZoomによる大規模配信も、コロナ禍以前ではまず不可能でした。
今なら生成系AI等が成長著しいですが、このような技術を使って新しい試みが出来るのがDX推進チームの良いところですね。
DX推進チームとして目指す世界はどんなものでしょうか
ITを利用して人間がやる必要の無い業務を極限まで減らすことが理想的な世界ですが、なかなかそうは行きません。
非常に泥臭い改善策を地道に行っていく事で、利用者の負担を減らしていくのがDX推進チームの役割だと考えています。
このようにスパイダープラスでは他部署との連携を積極的に行うことで、より一人ひとりが会社を強くする存在として輝く瞬間が多々あります。
当社では2024年度も引き続き、人材採用を強化中です。
月ごとに新しい仲間が増え、さらに大きく、強固にパワーアップしていくスパイダープラス。
ミッションである「“働く”にもっと「楽しい」を創造する。」ために、全社一丸となって、より一層の成長を目指していきます!
採用情報はこちらからご確認ください。
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