iOSDC Japan 2023でお会いしましょう
スパイダープラスは、iOSDC Japan 2023にゴールドスポンサーとして協賛することに加え、ブース出展も行なうことにいたしました。
これまで、技術方面の発信をあまりしてこなかったのですが、近年はミッション『“働く”にもっと「楽しい」を創造する。』に共感したエンジニアが続々と参画したことによって、開発組織が従来に比べてとても強いものになりました。
組織が強化されたことで、やりやすくなったことの1つはエンジニアが自らお客様のところや現場に出向いて、自ら課題を体感すること、そしてそれを今度は自らの仕事に展開し、プロダクトに還元していくことです。
こうした積み重ねの末、直に人と接することの価値が改めて大きなものに感じられるようになりました。
コミュニケーションを通じて、新たな共感が生まれたり、刺激を得る機会に、今度は自ら出向いていきたいと考え、ブースにはエンジニアたちも立つことを決めたのです。
ノベルティつきチケットは残念ながら売り切れてしまったそうなのですが、
せっかくなので、ここでノベルティグッズを紹介させてください。
ボックスノベルティ(ステッカー)
今回お配りする予定のステッカーでは #SPIDERPLUS を実際にお使いのお客様がたを思い浮かべやすく、かつ、間違いなく目立つデザインのものをご用意いたしました。
「今日も一日、ご安全に。」には「ケガをせず無事に帰宅すること」「仲間の作業の安全を確認・私はお客様の安全確保」など、自分自身を守ることに加えて、仲間やお客様を守り、事業場における労働災害防止に努めることのこめられた挨拶の文言です。
期間中ブースにいる予定のメンバーを紹介
エンジニアを中心にしたチームメンバーに意気込みやメッセージをお聞きしてみました。
なお、文中「SPIDERPLUS」とアルファベットでつづっているのはプロダクトを、「スパイダープラス」とカタカナ表記のものは会社をそれぞれ指しています。
藤田ときこ
2020年の4月に入社した藤田さんはSPIDERPLUSの2011年9月から提供しているバージョンの開発を牽引しています。
iOSDC Japanには2020年から毎年参加しているそうですが、今回のイベントに、出展者という違う立場でも関わるのでミニインタビューをしてみました。
Q:開発者の目線からみたSPIDERPLUSの特徴を教えてください。
A:iPad黎明期からのプロダクトであるSPIDERPLUSは、図面のデータを土台にしますが、開発の目線からだと、図面の元は大きな画像です。
その大きなものを扱うにあたって、アプリがメモリリークしないよう、非常に工夫して設計されているという点がかなり特徴的だと思います。
そういった工夫に触れられるというのが面白いところかなと思います。
Q:最近気になっている技術動向について教えてください。
A:Xcode15のString Catalogというローカライズの機能が気になっています。
SPIDERPLUSを海外展開するにあたって、ローカライズの漏れには常々悩まされていたため、自動で文言の追加・削除を検知してくれる機能は非常に魅力的だと感じています。
Q:エンジニアとして働く場として、スパイダープラスのよいところを教えてください。
A:チャレンジできる環境があるという点をオススメしたいです!
気になる案件に手を挙げて挑戦する、開発環境に新しい仕組みを検証・整備する、勉強会を開催するなど、より良いプロダクトを作るため、自分のレベルアップのために活動できる環境が整っていると思います。
Q:当日ご来訪予定の方にひとことお願いします!
A:ブースでお会いできるのを楽しみにしています!!
池田有冬
2018年6月に入社した池田さんは、2022年夏から提供しているリニューアル版の #SPIDERPLUS 開発を率いています。
本年、育児休暇の取得と復帰も果たしていますが、iOSDC Japanへの参加はなんと今回が初めてとのことです!
Q:開発する目線から見たSPIDERPLUSの特徴を教えてください
A:SPIDERPLUSはお客様と作り上げてきたプロダクトで、実際に使われている方を意識した開発が特徴になっています。
UIやフローをどんな風にするかについても、お客様の使用状況に合わせて実装していくこと自体がとても面白いですし、日頃作業をしている間もお客様を身近に感じることができます。
Q:最近気になっている技術動向は何ですか?
A:スマートスピーカーです。今年の「プライムな日」で安くなったものを買いました。
日本語特有の文法がめちゃくちゃな対話でもしっかりと理解してくれます。
また子供達でも声で指示をすることで簡単に音楽を流したり、タイマーを設定できるのでかなり重宝しています。
そしてたまに変な解釈をして、笑いを提供してくれます(笑)。
Q:働く場としてのスパイダープラスについて、どんな点を魅力的だと感じますか?
A:新卒で入った会社では残業が当たり前でしたが、スパイダープラスでは基本的に残業が推奨されていないです。
担当案件の進捗次第では残業になってしまうこともありますが、自分のスケジュール調整をすることで対応できたり、それでも難しい場合は案件自体のスケジュール調整を相談できたりする環境にあることがとても魅力的だと思います。
Q:最後に、ご来場予定の方にメッセージをお願いします!
A:私自身、初参加なこともあり、一緒に楽しみたいと思います!
平野裕大
2017年4月に入社した平野さんは、UI/UX開発のチームを率いています。
技術系イベントにはオンラインで参加したことがあるものの、iOSDC Japanは初めてだそうです。
Q:スパイダープラスで働く楽しさや魅力について教えてください。
A:エンジニアが直接、建設現場のユーザーと会話する機会があります。
カスタマーサポートに寄せられるユーザーの声、セールスが持ち帰ったユーザーの声、というのはよくあるものだと思いますが、エンジニアが実際のユーザーと会話して、利用シーンを目の当たりにして、そうして得られるリアルの体感というのは、とても貴重なものではないでしょうか。
Q:最近気になっている技術のことについて教えてください。
A:デザインツールのFigmaにオープンベータ版として開発者モードが追加され、デザインコンポーネントを実装で表現するためのサンプルコードが表示できるようになりました。
CSSのほか、iOS(SwiftUI、UIKit)とAndroid(Compose、XML)の表示も可能ですので、うまくフロントエンド開発のフローに乗せられないか、検討しているところです。
Q:平野さんの目に映るスパイダープラスはどんな会社ですか?
A:多様な人の集まりです。出身も、経験してきた業界も、規模も、異なる人たちが集まっています。
そんな人たちが、建設業をより良くするために、プロダクト=SPIDERPLUSは何ができるのか、その価値を真剣に考えている。
素敵な集まりだと思います。
Q:当日ご来場予定の方にメッセージをお願いします!
A:私個人としても、会社としても、iOSDC Japanへの参加は初めてになります。
良い刺激をいただくとともに、弊社の事業や開発について知っていただくきっかけとなれば幸いです。
増田寛雄
2011年1月に入社した増田さんは、SPIDERPLUS誕生に深く関わる一人です。
現在は技術推進責任者という立場にあります。
Q:増田さんから見たSPIDERPLUSの特徴はどんな点にありますか?
A:SPIDEPLUSはSaaSでありながら、お客さまの直の反応をいただける機会が多いプロダクトです。
そのため、自分たちの開発した機能に対して直接お褒めの言葉をいただけることがあります。
また、そういう時に技術でお客さまの課題を解決できることを実感することができます。
おそらく一般的なアプリ、SaaS系プロダクトに比べて多くの機能が実装されていると思います。
それゆえに、エンジニアとしては様々な機能に関する開発を経験させてくれるプロダクトだと思っています。
Q:最近気になる技術動向を教えてください。
A:近頃当社でもWebSocket を利用したリアルタイム処理(Googleドキュメントのような)の実装を始めています。
今後色々な機能に応用できることが楽しみです。
Q:SPIDERPLUS黎明期からいる増田さんにとって、スパイダープラスはどんな特徴をもった組織ですか?
A:自由な社風だと思います。
よりよいプロダクト・サービスの開発につながるのであれば、意見を出してプロジェクトとして進めることを否定する人はいません。
Q:今回iOSDC Japan 2023に出展者として参加するにあたり、意気込みをお願いします!
A:PHPerKaigiやPHPカンファレンスをオンラインで視聴したことはありましたが、リアル参加は今回初めてです。
実際に会場にいることによって、様々な刺激を得られたらと思います。
樋口あや
樋口さんは2022年2月に入社以降、人事担当として活躍中です。
今回のiOSDC Japan 2023参加についてエンジニアとは違った立場でのお話を聞いてみました。
Q: 今回、会社としては初めて参加しますが、その背景を教えてください。
A:たくさんのエンジニアの方に、スパイダープラスに興味を持ってもらえる良い機会だと感じ、参加を決めました。
優秀なエンジニアさんにお会いできたらうれしいなと思っています。
また、採用目線で各社様の取り組みを学ぶ機会にもしたいと考えています。
Q:プロダクト開発上の特徴はどういう点にあると思いますか?
A:お客様との距離がかなり近いと感じています。
お客様の要望について営業担当が開発側と相談する、という一般的なコミュニケーションにとどまらず、開発状況、リリース情報などを開発側からアウトプットする機会が多いです。
時には営業同行し、お客様と直接話しをすることもあり、いかに顧客価値をつくりだせるか、1人1人が常に考えながら開発できる組織です。
Q:ところで、樋口さんから見たスパイダープラスの開発チームの特徴はどういう点にありますか?
A:社内コミュニケーションツールのSlackを上手に利用して、リモート&チーム開発を成立させている部署だと思います!
見習いたいです。逆に対面で会える機会は少ないですが(笑)。
最後の樋口の回答にもあるように、実はプロダクト開発チームがまとまった期間一緒に居合わせるのは少し珍しいことなので、今回の出展はチーム内にとっても貴重な機会になりそうです。
担当領域や入社年もそれぞれ異なるメンバーですが、皆様とのコミュニケーションを通じて何かが新たに生まれる瞬間に立ち会うことをそれぞれとても楽しみにしています。
9月1日から3日まで、会場でお待ちしております!
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