【人事座談会】合言葉は“応募者にとって幸せな転職活動になるように”。私たちが「真摯に向き合う採用」にこだわる理由

こんにちは!業務効率化アプリ『SPIDERPLUS』を開発・販売する建設Tech企業、スパイダープラスの採用広報担当です。

今回は、日々ともに奮闘している人事チームの3名で座談会を実施しました。これまでのキャリアは全く異なる3名ですが「人材採用を通じて、スパイダープラスの事業成長を支えたい」という熱い想いは同じ。より良い組織にしていくために、毎日奔走しています!

そんな私たちは、何を大切にして採用活動と向き合っているのか。2020年の取り組みや今後の展望とともに、話し合いました。

【プロフィール】
永田 貴之(写真右)

サイバーエージェントやBASEなど、主にIT業界で人事やバックオフィスを10数年経験する。建設Techの可能性や経験を存分に活かせるチャレンジングな環境に魅力を感じ、2020年4月スパイダープラスに参画。人事企画や組織開発に従事し、2021年1月、新設の組織開発チームのリーダーに着任。

阪田 麻椰(写真中央)

新卒で銀行に入行した後に保険会社へ転職。金融業界で計7年を過ごす。スパイダープラスの「レガシーな業界課題をITで解決する企業姿勢」に惹かれ、2020年1月入社。未経験の人事にキャリアチェンジし、採用や採用広報を担当。2021年から組織開発チームのメンバーとして、人事制度設計に携わる。

井上 愛(写真左)

アイドル活動を経て、ブライダルプランナーや人材紹介会社のキャリアアドバイザー、ECベンチャーの採用アシスタントなどを経験。前職の同僚だった永田の紹介で、2020年10月スパイダープラスにジョイン。2021年から採用のメイン担当者として、ICT事業部の採用戦略立案から施策実行まで幅広く担当している。

全社で採用活動にコミットするスクラム採用へ!

◆2020年、採用領域で取り組んできたこと
阪田:2020年は、人事中心の採用から、各部署が採用に積極的にコミットするスクラム採用へと移行してきた1年でしたよね。

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永田:まさにそうですね。そもそも2020年初頭の段階では、採用体制自体もまだ整っていない状態で。1月に阪田さんが入り、4月に私が入社。そこから「全社で採用に臨む」体制づくりに注力しつつ、これまでの課題点を解決していきました。

まず取り組んだのは、社内で分散していた採用要件などのHR情報の整備と精査、可視化ですね。

そして、採用フローを作成・運用しながら改善を重ねていって。同時に、求人情報や採用広報記事の外部発信にも力を入れた1年でした。

阪田:採用フローの運用改善を繰り返しながら、人事から全社に、採用課題や各部署に協力してほしいことを繰り返し発信し続けてきましたよね。結果、採用に対する現場の理解が深まり、採用活動を自分事として捉えてくれる人が社内に増えていったと思います。

◆各部署が日々の業務に忙しい中、協力を得ることの難しさ

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永田:とはいうものの、最初は「自分事」として考えてもらうのが難しかったですよね(笑)。コロナ禍でリモートワーク推奨になったこともあり、各部署とのコミュニケーションの取り方は試行錯誤の繰り返しでした。阪田さんも井上さんも、採用担当者として、各部門責任者との密なコミュニケーションを工夫していましたよね。

阪田:社内連携で1番印象に残っているのは、入社直後から任された採用広報のインタビュー依頼ですね。社内の関係性がまだ築けていなかったため、お願いしても「私は表に出たくないので・・・」「他の人が良いのでは」などと、なかなか承諾してもらえなくて。

だから、まずは「私の話を聞いてもらえるようにしよう」と、他部署の飲み会に参加させてもらったり、何度も頼みに足を運んだりしましたね。その中で「この人は、こんなことを考えているんだな」とお互いを知っていくと、少しずつ協力してくれる方が増えてきて・・・本当に思い出深い経験です(笑)。

井上:いきなり「これをやってください」では難しいんですよね。人事の真剣な気持ちが伝わったからこそ、全員で採用活動をしていく協力体制が生まれてきたのだと思います。

転職という人生の大きな決断を支えたい。できることは何でもやる!

◆私たちが採用活動で一番大切にしているのは?

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井上:キャリアアドバイザーをしていた頃からずっと、「転職希望者が幸せにならないと意味がない」が私のモットーなんですよ。転職は、人生における大きな決断です。その方の幸せにつながるように、最大限の貢献を心がけています。

例えば、候補者の方が他社の選考も進んでいて、スピーディーに動かなければならないときは、社内に徹底的に働きかけて早めに結果をご連絡できるように進めたり。応募職種とは別のポジションについても話を聞きたいという声があれば、面談を改めて調整したり。私が動いて解決できることは何でもやる!のスタンスで仕事をしています。

阪田:「応募者にとって、幸せな転職活動になるように」というのは、当社の役員たちからもよく聞く言葉ですよね。私も、当社に縁あるなしに関わらず、面談では「スパイダープラスに出会えて良かった」と思ってもらえる時間を心がけてきました。

カジュアル面談では、まず候補者の希望や温度感を確認。「何を最も知りたいのか?」に焦点を当てて説明しています。

建設業界のことはよくわからないけれど、建設Techに興味がある場合は、建設Techの市場や役割などを重点的に。また、スパイダープラスそのものに興味がある場合は、会社説明を重点的に。

私たちが一方的に伝えるのではなく、相手の方に合わせて対話することを大切にしています。

真摯に向き合う面談が、応募者の心を動かす

◆スパイダープラスの採用活動の特徴とは?

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永田:2020年には、36名が新たに仲間に加わりました。おそらくほぼ全員に共通しているのが「面談を通じて社員の人柄や事業に対する熱量、何よりも真摯さに感動して入社を決めている」こと。これは当社の採用活動の大きな特徴だと思っています。

阪田:そうですね!新メンバーの研修会で、当社に入社を決めた理由を聞くと「ここまで自分のことを考えてくれる会社は、他にはなかった」という声が本当に多いです。面談での深いやり取りが、皆さんの心に響いているのでしょう。

面談時には、経歴やスキルだけでなく、どんな価値観や想いを持っているのかを徹底的に掘り下げて確認しています。そのうえで、当社で何を実現できるのか、また当社は何を提供できるのか、将来のキャリアを含めてじっくり話し合う。

だから「ジャッジされている」感覚ではなく、「1人の人間として真摯に向き合ってくれた」と感じられるのではないでしょうか。

井上:確かに、その人の本質的な部分を重視していますね。ただその人のスキルとマッチしたポジションを埋める採用ではなく、長期的に見たときに何が最善かを一緒に考える採用だからこそなんだと思います。

業務適性だけを見ればAチーム配属となるところを、その人の人柄や個性だとBチームがフィットすると判断し、ポジションを調整している例もあります。チームメンバーと一緒に心地よく働けそうかまで見据えているんですよね。

急成長を続けるスパイダープラス。2021年は、さらなる採用強化へ!

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◆今後、人事部門が注力していくことは?
永田:2021年1月から人事部門は、私と阪田さんが組織開発チームに、井上さんともう1名が採用チームに、という形で再編成。いま、新たなスタートを切ったばかりです。

組織開発チームの2021年は、0→1の仕組みづくりをしていく年になります。既存の人事制度・オペレーションの見直しや、社員満足度につながる取り組みをやっていきたいですね。現行制度の良い点は活かしつつ、新しい施策も柔軟に導入していければと。

私の中で、人事部門の大きなミッションだと考えているのは、当社代表の「社員幸福度が1番高い会社にしたい」という言葉。そのための種まきをしていく1年にしたいですね。

井上:採用チームの目標の1つは、エンジニア採用の強化です。あとは、社内の求人内容を見直して再構築すること。求人媒体選定も含め、トライしながら何がマッチするのかを見極めていきたいと思います。

また、今年は、昨年以上の人数を採用する計画で進めています。会社がものすごい勢いで急成長している現在、新しい仲間を増やすのは急務の課題。採用強化の点で2021年はポイントになる年なので、責任を持って頑張っていきます!

◆スパイダープラスで働く楽しさを、みんなに伝えたい!
永田:当社は、成長途上の会社なので、未整備な部分があるのは当たり前な状況です。だからこそ、自ら手を挙げ取り組み、周りを巻き込んで推進していける人に、ぜひ来ていただきたい。会社の成長と自身の成長に貪欲な方と、スパイダープラスの事業を大きくしていきたいと思っています。

阪田:スパイダープラスは、他者を大切にする温かい人たちが集まっている会社です。「お客様はじめ、働く仲間も大切にしながら、一緒に成長していきたい」と思ってくれる方と出会えたら嬉しいです。

ちなみに今年から、私の所属は組織開発チームになりましたが、断熱工事を行うエンジニアリング事業部の採用は、引き続き担当しています。こちらは建設業の現場経験者で「IT業界には興味あるけど、今更難しいだろうな」と思っている方に、ぜひトライしてほしいフィールドです!思いっきり活躍できますよ!

井上:当社の姿勢は「Mission&Way」に尽きますね。仕事を楽しめる人、さらに関わる人たちにも楽しんでほしいと思う人にとって、最適な環境だと思います。

私がスパイダープラスに仲間入りしたのも「ここだったら、私らしく楽しく働けそうだ」と明確にイメージできたから。そのイメージ通り、良い仲間に恵まれ、充実した日々を送っています。今年も多くの方とのご縁ができるように、尽力していきたいと思います!

取材協力:CASTER BIZ recruiting

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