Interview

これまでのキャリアについて聞かせてもらえますか?

これまでに3つのソフトウェア開発会社で、20年ほどエンジニアとして開発をさせていただきました。直近では、計測・解析関連のソフトウェア開発会社に15年在籍し、クライアントの依頼をもとに、画像認識や機器制御等の様々なシステム開発に携わりました。

フロンドエンドからバックエンドまで幅広くやっていました。ほとんど1人で手がける案件も多かったので、結果的に幅広く何でも対応できるスキルが身についたと思います。

そのうちに、これまでの経験を活かして、「自社サービスの開発に関わりたい」という思いが芽生えてきて。そんなとき、スパイダープラスで働いている昔の同僚から『SPIDERPLUS』の話を聞いて「面白いサービスをやっている会社だな」と興味を持ちました。

その後、スパイダープラスが出展していたイベントに足を運ぶ機会がありました。そこで、社員の皆さんが真剣に会社や製品を紹介している様子に強く惹かれて。自社プロダクトに自信を持ち、堂々としているなと思ったんです。

彼らと一緒に働き、自信を持ってお客様に薦められる自社プロダクトを作りたい。そんな思いが後押しとなり、2018年11月に入社しました。

椎名 英明

現在の業務内容について教えてください。

『SPIDERPLUS』の図面や情報を管理するベーシックな機能に、新たな機能を追加したり、改善を行ったりしています。私は担当する領域が広く、細かい部分から全体に影響する大きな変更まで、今までの経験を活かしてiOSアプリ開発以外の全般に携わっています。

これまで登録図面の画質改善や処理スピードの改善等を行ってきました。最近では、ユーザー企業の希望を元に、Box、Dropboxと連携して図面管理できる機能を開発し、リリースしました。

色々な改善に取り組んでいるんですね。椎名さんのアイデアが起点になった開発もあるのでしょうか?

はい。例えば、今後ユーザーが10倍、20倍に増えても図面登録に支障が出ないようにスケーラビリティを上げる仕組みづくりがそうですね。

『SPIDERPLUS』はここ数年でユーザー数が急増していて、今後さらに増えていくと当初想定されていたボリューム以上の情報量を扱うことになります。「このままでは、いずれ図面登録がスムーズに出来なくなる」と予想できたので、解決する仕組みを社内で提案したところ、すぐに開発を任されました。

通常はチームでの開発が主ですが、この改善はほぼ1人で担当しました。「任されたからには絶対にやり遂げなくては」と責任を感じながら開発を進めました。

また、開発環境の改善のため、Node.js環境を構築するためのDocker導入を提案し、バックエンドで使用し始めたケースがあります。

もともと『SPIDERPLUS』は、大枠のシステムが出来上がっているプロダクトなので、新技術の導入を頻繁に行っているわけではありません。ただ、メンバー間では「こういうのを使ったらいいんじゃないか」という話はよく出てきますね。

闇雲に新しいものを取り入れるのではなく、それぞれ持ち合わせている知識を出し合って、より良い方向へ改善していこうという空気があります。

これまでの経験と比較して、スパイダープラスの開発にはどんな特色があると思いますか?

これまで勤めていたのは非常に規模が小さい会社で、エンジニアも少なく、1人で黙々と開発していましたが、スパイダープラスでは主にチームで開発を進める形です。

基本的に2~3人、多くて5人のチームで「どうやって役割分担するか」「どうやって情報共有するか」を都度考えながら、協力しあって開発するのが新鮮で面白いですね。

もう1つ、心強いのは専任のテストチームの存在です。自分が想定してなかった使用方法の可能性や、その際に発生する問題点等、あらゆる事態を想定してチェックしてくれるので。彼らのフィードバックがあることで、リリース前にサービスのクオリティを上げられています。

一方で、チーム開発に慣れていないだけに難しいなと感じている点もあります。エンジニア全員が1つのプロダクトを同時進行で開発しているので、自分の担当部分を進めていると、他メンバーの作業に影響が及んでしまう可能性もあって。極力、影響が出ないよう、調整のタイミングには苦心しています。

ただ、弊社は、社内の雰囲気がよく、コミュニケーションが取りやすい環境にあるので、みんなに助けられながら、なんとか仕事をすすめています。同僚に恵まれて、本当に感謝しています。

普段から仕事で心がけていることはありますか?

私の開発モットーは「常に自分のやり方が正しいと思わない」ことなんです。

「今のやり方は間違っているんじゃないか?」「他にいいやり方があるんじゃないか?」と問いながら、現状に満足しないことを心がけていれば、新しいアイデアも思い浮かぶし、問題点にも気づきやすくなるんですよね。

でも、自分1人では限界があるのも事実。その点、今は他のメンバーとコミュニケーションしながら開発したり、テストチームから細やかなフィードバックがあるので、自分が想定する以上の良いものが生まれています。

1人の力では決してたどり着けない開発ができるので、とても充実感がありますね。

今後の目標について教えてください。

大きな目標は、チーム一丸となって真摯に開発に取り組み、高品質なプロダクトを作ってスパイダープラスという会社をより大きく成長させることです。

技術というのは、お客様の課題を解決し、ひいては利益を上げるための手段です。既存のもの新しいものに関わらず、特定の技術にこだわり過ぎて、手段と目的を間違えてはいけません。私自身は新しい技術が好きで、すぐ飛びつきがちなので、気をつけないといけないですね。

大事なのは、あくまでプロダクトや組織の成長に貢献すること。そのためには、専門的な技術を深く追求するだけでなく、「利益を出す」という経営視点も大切になってきます。

売上アップ、開発コストや人材育成を考慮できる、幅広い視点を持ったエンジニアを目指して、スパイダープラスの成長に貢献できるよう頑張っていきたいです。

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