2020.11.16

建設Tech事業で目指す「IT化が進まない業界」のイノベーション。業務効率化ツールで成長を遂げるスパイダープラスの現在

こんにちは。建設業界に特化した業務効率化ツール『SPIDERPLUS(スパイダープラス)』を開発・販売する、建設Tech企業のスパイダープラスの採用担当阪田です。

今回から当社採用担当による社員インタビュー企画がスタートします!

初回は、スパイダープラスの今を感じ取っていただけるよう、取締役の2人、管理本部本部長の大村さんと経営企画室室長の鈴木さんに、スパイダープラスの事業や『SPIDERPLUS』の特徴と強み、今後の会社の方向性などを対談形式で語ってもらいました。

プロフィール

大村幸寛(写真右):スパイダープラス取締役管理本部本部長。大手監査法人で会計士として約9年勤務。投資に興味を持ち、転職活動の初期にはプライベートバンカーを目指し大手証券会社も検討したが、「よりチャレンジングな環境で働きたい」とベンチャーマインドを重視する方向に方針転換。2017年9月、「自分を一番必要としてくれる会社だ」と感じたスパイダープラスにCFOとして参画。資金調達をはじめとした財務面を中心に、社内の課題解決を行っている。

鈴木雅人(写真左):スパイダープラス取締役経営企画室室長。インテリアデザイナーを経て、2010年12月、スパイダープラス入社。当時立ち上がったばかりのIT事業部でアプリケーションデザインに従事。自社の人材強化のため、2018年に専任の採用責任者に就任。採用戦略を大幅に見直し、全社で統一した採用活動や社内の組織づくりに奔走中。

テクノロジーで建設業界を変革したい。挑戦し続けた結果、つかんだ時代のニーズ

――まず、スパイダープラスの事業と、当社が提供するツール『SPIDERPLUS』の状況について聞かせてください。

大村:現在、建設現場管理のITツールを開発・推進するICT事業と、断熱工事を行うエンジニアリング事業の2つを事業の柱としています。
そのITツールが、『SPIDERPLUS』というアプリです。

図面や画像などを一元管理できる建設業界向けの業務効率化ツールで、現在500社程の企業で導入されています。
標準機能である図面管理の他、ユーザー企業の要望をもとに作られた多数のオプション機能も『SPIDERPLUS』の特徴ですね。
顧客企業のメインは、大手総合建設会社や空調・電気・設備会社で、主にビルやマンションなど大型の建物の建設現場で導入されています。

鈴木:『SPIDERPLUS』の契約数は、ここ3年、前年比200%の伸び率で急成長しています。
その理由のひとつとして挙げられるのが、建設マーケットの変化。
特に、2016年頃からオリンピック需要に伴う深刻な人手不足で、建設会社では業務効率化が必須となったことからツールの需要が大幅に伸びました。

大村:昨今の「働き方改革」もプラスになる要素ですね。
業務効率化の成果でいえば、実際にツールを導入されたある企業では、1日最大で約5時間もの労働時間を削減できたという報告があります。
今後も導入数の伸びは期待できそうです。

――まさに、ここから大きく飛躍していく時期に差しかかっているのですね。

鈴木:とはいえ、すぐに順風満帆となってこの状況に至れたわけではないんです。
実は、サービス開始した2010年からしばらくは導入数が伸び悩んでいました。
IT化が浸透していない建設業界では、クラウドの使用を禁止する企業もまだ多く導入検討すらしてもらえない状態で。

しかし、その後、生産性向上が企業でも急務となり、業界全体としてクラウド使用解禁の流れが生まれました。
それが追い風になったことも大きいですね。

「現場を知っている」ことが最大の強み。圧倒的な使いやすさとサポートを追求

――建設現場で支持されるようになった『SPIDERPLUS』ですが、最初はどのように生まれたのですか?

鈴木:『SPIDERPLUS』の源流は、もともと弊社社長の伊藤が施工業者として23年前に事業をスタートしたことに遡ります。
代表の伊藤は、多くの現場を経験する中で、世の中はIT化が進んでいるのに建設業界では一向に進まないと疑問を抱いたんです。
そこから自社で前身となるツールを開発したり、建設業でIT化が波及するように情報配信をしていました。

そして、2010年のiPadの登場にあわせて開発したのが『SPIDERPLUS』です。
現場の仕事を通じて感じた「もっとこうなったら便利だ」というアイデアを積極的に開発に取り入れました。

大村:スパイダープラスは今も建設現場で施工をやっているので現場視点を持ち合わせています。
現場発の改善案は随時開発に取り入れていますし、顧客の要望も理解しやすいため、現場で支持されるシステムづくりができるのだと思います。
建設Tech企業の中でも「現場をわかっていること」が差別化になっており、スパイダープラスの大きな強みになっています。

――ユーザー企業に利用していただく上で、工夫していることはありますか?

鈴木:『SPIDERPLUS』は契約していただければ完了、というアプリではありません。
そもそもITツールを使ったことがない建設現場の方も多くいらっしゃいます。

ですから、スパイダープラスでは販売開始以来ずっと、アプリ導入後のフォロー体制を重視してきました。
利用者向けのカスタマーサポートを専任で置いて、わからない部分にすぐに回答できる体制を作っています。

大村:さらに、『SPIDERPLUS』の基本的な機能や使い方をレクチャーする勉強会もオンライン・オフラインの両方で定期的に設けていて、ご好評をいただいていますね。
あくまで私たちが目指さなければならないのは、ツールを使い続けていただくことですので。

鈴木:社内でいろいろ試行錯誤しながら、開発面でもサービス面でもツールの使いやすさを追求してきました。
結果的に現在アプリのアクティブ率はだいたい70%、契約の解除率が1%と使い続けてくださるユーザー様が多いです。

大村:ITが普及しづらい建設分野において、業界をリードする高い数値だと思いますよ。
顧客満足度の高いツールを提供できていると自負しています。

建設分野にとどまらない、大きく広がるスパイダープラスの将来図

――スパイダープラスの今後の展望について聞かせてください。

大村:まずは既存の建設業界で『SPIDERPLUS』のシェアを引き続き伸ばしていくことですね。
さらに導入先の事業分野の拡張も重視しています。

鈴木:今は建設事業での利用がメインですが、土木・インフラ系にも確実にニーズが見込まれるので、ユーザーを増やしていきたいですね。
大手ゼネコンの事業では土木・インフラ系工事が半数を占めると言われていますし、大きな成長の余地があると考えています。

大村:海外展開もマストですね。既存顧客で海外子会社を持つ建設会社から「海外でも使いたい」と実際に引き合いもきていて、サービスの利用が始まっています。
アジアなど経済発展が続くエリアでは建設需要があるので貪欲に広げていきたいと思います。

鈴木:私が感じるのは、ここ数年で建設Techが一気に広がったということ。
1年後には何が起こっているかわからないほど変化が速いです。
建設現場でも次にどんなテクノロジーがくるのか。
ウェアラブル端末かもしれないし、現場ロボットの可能性だってある・・・。
現状に固執することなく、常に変化に対応できる柔軟性を持っていたいと考えています。

――未来のことを聞くとワクワクしてきますね。今後に向けて今注力していることは何でしょうか?

鈴木:先ほどお話ししたように本当に変化の速い時代だから、変化に柔軟に対応できる組織づくりは必須だと思っています。
失敗することをいとわず、チャレンジできる風土をつくっていきたいですね。
また、新しい仲間もどんどん入ってきて、会社の規模も拡大しているので、よりスパイダープラスが大事にしている価値観を社内に浸透させていきたいと思っています。

大村:私自身スパイダープラスへの入社を決めたのは、建設業界というIT化が進んでいない分野であるゆえ、社会に求められており、必ずwin-winのビジネスができると考えたからです。それは現在も確かな手応えとして感じています。

CFOとしてまずは資金調達に奔走して、会社の財務状況を整えてきました。
今は資金調達のフェーズは終わり、次の目標に向けて会社の基盤をさらに強くしているところです。
スパイダープラスというひとつのチームで大きなゴールに向かっていきたいと思います。

――組織づくりもこれからの事業発展には大きく関わってくるということですよね。
こちらについても、今後またお話を聞かせてもらいたいと思います!大村さん、鈴木さん、ありがとうございました!

※2020年11月より、株式会社レゴリスはスパイダープラス株式会社に社名を変更いたしました。所属部署・役職など、記事内に記載の内容は取材時点のものです。

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